徒  然  に
管理人のつぶやき

・18日

  先日、大学時代の友人から電話があった。卒業以来はじめてだ。用件は大学の同期会のこと。

  私たちの学科はもともと学生数が少ないので、今回の出席者のわずかで、ぜひ出席してくれという。

  あまり気が進まない。理由はお料理。アレルギーで食べられない甲殻類、貝類を使ったお料理がほとんどだろうと推測できるからだ。

  高校の同期会も近頃は出ない。メインが鍋料理で蟹やら海老、ホタテなどが入っていた。私が食べられるのは突き出しとデザートぐらいだったのだ。寒い中、都心へ出るのも面倒だし、会費もバカにならない。

  それに、話が合う人も限られてきた。恩師が来られようと、誰それが来ようと、昔のような期待は抱かなくなってしまった。

  大学となるとちょっとちがう。ウン十年も会っていないから、つもる話はある。でも、高校の同期会より高い会費で、お料理はほとんどパスしなくてはならないだろう、となるとやっぱり出席もパスである。

  「でもね、私たちの学科だけで、好きなものを注文して食べられるような会なら出たいわ」

  わがままとは承知しつつ、そう言ってしまった。

  だが、電話は長々と続いた。女同士、話すことはいっぱい。

  その流れで出たのがボランティア活動。結局見学させてもらうことにした。私でも続けられるかを見るためである。

  友人も私も考えているのは同じである。

  自分ひとりの世界は居心地がいいが、何らかの形で「社会とのつながり」が必要と感じていたから、友人の誘いはありがたいと思った。

  それにしても、ずいぶん遠くまで来てしまった。元気にしていられるのは何年ぐらいだろうか。

  今年の夏、母方の叔父が逝き、自分の死というものをこれまでより近くに感じてしまったせいで、そんな感慨を抱くのだろうか。

  

  中国で反日デモが広がっている。多分、ノーベル平和賞のことが絡んでいるだろう。

  自国の主張が世界の批判を浴びていて、国民の歓心をそらすために手っとり早い日本批判に誘導しているのかもしれない。

  ある中国人女性はインタビューに答えて、「日本系のお店を壊したりしても何の解決にもならない。もっと話し合いをすべき」と言っていた。

  こういう考えの中国人もいるのだろうが、良識のある人が表に出にくいのは、日本だって変わらないような気もする。

  しかし、今度の反日デモは、菅首相の発言に反応したようなタイミングだった。やはり、この人物は短慮の人だと思う。

  そして、後ろに控える官房長官の齟齬は弁護士だった人にしてはと首をかしげる。自分は偉いと思いこんでいる人だそうな。

  こういう人間が国を動かすとはねえ。

  今日はいいお天気。セイタカアワダチ草の花粉がものすごい量で飛散しているらしい。私がときどき行く眼科では、先週あたり患者さんが激増したそうだ。

  やはり今年の夏の猛暑で花粉量が増えているのだ。来年のスギ、ヒノキの花粉は例年の５倍らしいから、恐ろしい。

・14日

  南米チリの落盤事故救出作戦が大成功。全員無事に生還とは、本当によかった。

  全世界が協力したともいえるが、しかし、すごい技術と地下の作業員の気力、体力である。

  しかし、これからが大変らしい。どうしてもＰＳＴＤが避けられないし、年齢が上の人は健康不安がつきまとうだろう。

  何といっても注目は愛人と妻の両方が上で待っていた男性のこと。

  それに、賠償金や、映画化の話などで人生がすっかり変わるかも知れず、かれら全員の将来がなにやら危ぶまれる要素有りだ。あまり波乱が来ない生活が戻ってくるように、と祈らずにはいられない。

  さて、久しぶりにサイト更新。夏は暑くて何も書きたくなかったから、本当に数ヶ月ぶりである。

  大げさなタイトルだが、私の感想はまさに『12年めの真実』⇒⇒である。

・７日

  うっかりしてこのホームページの更新をさぼってしまった。

  昨夕はノーベル化学賞に２人の日本人が選ばれたという、実に実に嬉しいニュースが入った。

  京大、東大ではないのが、ますます嬉しい。

  ただし、今の若い人で将来世界に冠たる研究を続けられる人がいったいどれだけいるだろうか。

  雇用は冷えきって、企業でも研究施設でも若い人が育てられない状況が続いている。

  今の内閣はあきれるほどお粗末。外交にしても経済にしても「お子様」レベルの判断しかできていない。ことに外交なんか、中国とのパイプは持たず、そのくせ「大人の対応をした」と自画自賛。

  あれは「青二才外交」である。

  しかし、ノーベル賞のニュースで少しは活気が出るだろうか。

  昨日は久しぶりに都心へ出た。今回は内科受診である。

  街ゆく人がもの珍しい。センスのいいおしゃれをした中高年女性が目についたのは、都心に着いたのがまだ10時前で、遅い通勤時間だったからだろう。

  黒で装っていても、足元に明るい色のパンプスを持ってきたり、スカーフや小物に華やかな色をあしらったり、なかなかいい。

  で、私はといえば、黒のパンツにアイスブルーのＴシャツとその上に生成りの白い長袖の上着。長いスカーフはくすんだ赤茶色のぼかしにひときわ鮮やかなブルーが入っている。

  このスカーフはシフォンジョーゼットで、生地がたっぷりしてストールにもなるので便利。

  病院は相変わらず中高年の患者でいっぱい。私もそのひとり。

  廊下の椅子に座っていたら、突然、民謡のお囃子が聞こえてきた。何だと思ったら、背の高いお爺さんがあわててケイタイを取り出して音をとめた。

  この老人、結構スマートな紳士で民謡の音楽はミスマッチに思えたが、それよりケイタイの呼び出し音に民謡があるなんて、初めて知った。

  何だか微笑ましい。廊下に小さく笑いが湧いていた。

  帰りは新宿に出て高島屋に入っている東急ハンズで買い物。

  ここは目移りして欲しいものが次々に出てきて困る。だから、この日は必要なものをメモして、それだけに絞った。

  そろそろ疲れてきたので、カフェテリアへ。昼休みに入っていた。いろんな年代の女性がいる。女性も外で働くのがあたり前になっている時代なのだとつくづく思うが、実態はまだ男女差別がまかり通っているのだ。

  男と女。そう捉らえるより、オスとメスとした方がよさそうだ。

  人間は動物という観点をつねに忘れない方が、世の中のいろんなことがよくわかるというもの。

  先日も長崎の友人とそんな話をしたっけ。

    

<2010年９月>

・26日

  昨夕、テレビを入れたら尖閣諸島付近で逮捕された中国人船長が何のお咎めもなしに釈放されたと知った。

  瞬間、ちょっと速すぎるんじゃないの、と思った。

  そして、いかにも民主党らしいとも思った。先年のホリエモン事件がらみの偽メイル事件を思い出し、あのときと同様、情報の取り方、対処の仕方のいいかげんさを思ったからだ。

  加えて、菅総理の短気な性格、物事の見方の甘さがそのまま出ている、と思った。

  今朝、パソコンを開いたら最悪の状況になっている。中国の強硬姿勢は変わらず、それどころか「謝罪しろ」という要求。しかも日本人４人を不法にビデオを撮ったとして拘束したままである。

  日本は試されているというアメリカアーミテイジ氏の発言を、いったいどう受け止めたのだろう。

  そして、鳩山氏は菅内閣の対応の批判をしている。先だっての民主党党首選で自分の力が発揮できなかったものだから、ここぞと悪口だの自慢だのをしているみたいだ。挙党一致で行くと先日言ったはずなのに。こういときこそ、影で動けばいいのに。

  やはり鳩ポッポはお坊ちゃん、世間知らず。

  日本人はもっと相手を研究するべきだ。第一、秀吉にしても中国など手もつけられず、朝鮮征伐だって結局できなかった。昭和に入ると満州へ乗り出したものの、結局負けてしまったではないか。

  歴史的にみて、中国を先生としてきたし、満州へ出て結局失敗し、戦後は「土下座外交」に終始した事実を、もっとよく考える頭はないのだろうか。

  菅総理は外交も経済も音痴。そういう人間を国のトップに据えざるを得ない日本は、本当に情けない。

  かといって他に人はいない。小沢氏なんて、結局古い手法しかできない。でも地元ではそれが効を奏しているのだから、日本人の頭の中が古いままなのだろう。

  選挙権を持つ人口の多くは中年以上。人口の多い団塊の世代はもう50代以降。そして元気な年寄りはまだいっぱいで、若い人が少ない。

  ということは、いつまで経っても旧態依然のままなのだろうか。

  何だかお先真っ暗だ。

  急に温度が下がり、薄着をしていたら風邪をひいたようだ。早く治さないと……。

・22日

  今日もまた暑さがぶり返してきて、午前中からクーラーを入れている。でも、夜は北の部屋で窓を開けて眠れるから、真夏よりはいい。

  予報では、明日から涼しくなるそうだが、本当だろうか。

  異常気象の原因をすべて地球温暖化のせいにしているのは、疑問だということを聞く。

  異常に暑い原因のひとつには、都会のヒートアイランド現象がある。早く、都会の熱を何とか押さえる工夫をしてはどうなのだろう。

  屋上庭園程度では効果ないだろうし、建物自体を冷やす方法も必要だろう。そういう所に政府が補助金を出して、仕事ができて若い人が働けるようになればいいなとも思うが、理想でしかないだろう……な。

  昨日、叔母から電話があり、叔父の納骨の日のことを知らせてきた。叔父は東京に住んでいたが、お墓は会津の実家のお墓に入りたいと言い残していた。

  我が家からは弟が代表して行くことに。

  そのことを決めたのは夜のことだが、ついでに母の様子を聞いてみた。つい、先日行ったら、もう自力で動けるようになっているそうだ。

  ただ、ひと月ほどほとんど寝ていたから、やはり独りにしておくのは危ない。

  妹も９月末から大学が始まるので、来週は私がまた留守番に行くことになった。久しぶりに元気になった母に会えるのは、とても嬉しい。

  しかし、我が母ながら、自力で何とか動こうとする意欲はたいしたものだと感心する。

  背骨を圧迫骨折する前まで通っていたディケアセンターでは、母と同世代の女性でリハビリをしようとする人はいなかったそうだ。熱心なのは、男性ばかりで、母は女ひとりというせいか、職員らが寄ってたかって世話をしてくれたらしい。

  なぜ、お爺さんばかりがリハビリに熱心なのか。介助するのが若い女性ばかりだからだろう。

  そういう側面も大事。若い男性がお婆さんの世話をするのは、どうだろうか。恥ずかしいと思うか、息子の代理と喜ぶか……。

  おそらく、リハビリなんて面倒くさい、と拒否するのが大方だろう。

  妹は母に合うケア（リハビリも含めて）をしてくれるセンターを今探している。うまく見つかるといいが……。

  話変わってショッキングなニュース。

  最高検が大阪地検特捜部の主任検事を郵便不正事件に絡む証拠隠滅の疑いで逮捕した。

  障害者郵便悪用事件のことは、村木元局長が女性ということもあって、私にしては珍しくどういうことになるのか興味を持っていた。女性のキャリア組で本省の局長まで行くとは、すごく能力の高い人だろうが、何か裏で企みがあってひっかけられたのだろうか、とも考えたりした。

  男女差別はまだまだ色濃く存在するからだ。

  無罪と出たときは、ほんとうによかったと思った。つい先日のことなのに、検察特捜部の証拠隠滅というニュースにはまさかとびっくり。

  普通は警察が捜査、逮捕までして、それが正しいかを検察が調べて起訴、公判へと持っていくが、特捜はそれを全部行うそうだ。

  ということは、どの段階でも他者の目が入らないということ。

  今回、FDの日付改ざんを聞いたとき、ふと戦前の特高を連想してしまった。そして、解説によると、戦後、ＧＨＱは特捜は不要としたのに強引に認めさせた経緯があるそうな。

  要するに警察に都合のいい道を残して置きたかったわけだろう。

  村木元局長も記者会見でいっていたように、検察という最高のモラルと能力が求められる所で、こういうことが行われるなど、本当に恐ろしい。権力におごり、高ぶった組織の所業だろう。何だか、中世の専制君主のすることと同じに見えてくる。

  元検事だった人がのべていたように、逮捕された大阪地検特捜部検事の前田恒彦ひとりの事件として処理することは、絶対にダメだ。

  と思っていたら、今年２月に被告の上司もこのことを知っていたという。やっぱり組織が腐っていたわけだ。

  前代未聞のこの事件、どう裁かれるのだろうか。

  それにしても、公僕たる役人は上から下まで、どこまで腐っているんだろうな、と思ってしまう。

  真面目に仕事をしている人もいるのに……。

・16日

  昨日の夕方からの雨がまだ止んでいない。

  気温がようやく下がり、今日は昨日よりも涼しい。

  何だかやたらに眠いのは、猛暑の疲れだろうか。その影響かしれないが、右下の歯茎が腫れてもう２週間近く経つ。

  ブラシングで傷つけたにしては場所が下で、歯茎の下の方だ。最初は耳の奥が痛くて氷で冷やしたら引いたのだが、ふと口の中を見たら赤く腫れている。消炎剤だけではラチがあかないので抗生物質を探すと、４年前のものしかないので歯医者さんへ行ったのだ。

  もしかしたら歯の付け根が割れて、炎症を起こしているかもしれないと言われた。

  奥歯は神経を抜いて金属をかぶせている。歯の脚の部分にも金属の棒が入っているのだが、金属の硬さ歯が負けたのだろう。

  ４日分の薬が出た。でもまだ腫れは引いていない。明日、また歯医者さんへ行くが、抜くことになりそうだ。

  そういえば、20年ほど前、右上の奥歯の治療中、歯の脚の部分が割れてしまったことがあった。ドクターはしきりに謝ったが、もともと私の歯の出来が悪かったのだろう、とあきらめたものだ。

  今回もその歯に近い箇所だから、また脚が割れたのかもしれない。

  今後も似たような症状があちこちに出たら、入れ歯になるのだろうか。ぞっとする。

  歯のことでウジウジしている間に、民主党党首選があり、菅総理が再選。そして、円売りドル買い介入。これは効果があり、日経平均は9000円台になった。でも、いつまで続くのだろう。

  それにしても日本の経済も日本人の感覚も世界の感覚からものすごく外れている。

  社内の公用語を英語にするところが出てきたらしい。ついていける人間としり込みする人間と、どちらが多いのだろうか。

  ゆとり教育で育った若い人たちは、英語力も国語力も私の世代よりぐーっと低い。今から勉強しようとする人の数は知れているだろうし、ひいてはさらなる国力低下につながることだろう。

  昨年だったか、家に来た20代の男性、私の本棚に英語の本がいっぱいあるのを見つけ、自分もこれから英会話を勉強するつもりだと言っていた。

  会話ができたって、中身がなけりゃ意味ないと思ったが、せっかく勉強しようと思っているのに水を差しては悪い、と黙っていた。

  でも、ペラペラと挨拶やら相槌が上手でも、中身がなけりゃ相手にされないんだけど、そういうことも教えられていないとは、実に可愛そうだと思ったものだ。

  ゆとり教育で育った人たちが40代、50代になったとき、いったい日本は世界でちゃんと相手にされるのだろうか。

  そのときはもう私はいないから、そこまで心配しなくてもいいのかもしれない。でも、何となく不安は増すばかり。

・８日

  雨だ！雨だ１！

  やっと雨が降ってきた。台風のおかげだ。恵みの雨となる地域と災害となるものになる地域があるから、手放しでは喜べないのだが……。

  気温は、だが、まだ高い。連日の高温で建物全体に熱がこもっていて、数時間の降雨では冷えない。室内は窓や戸を開け放っていても30度近くある。

  それでも、窓際にいると湿った冷たい空気が流れこむのは本当に気持ちがいい。

  予報によれば、この天気もすぐに元の猛暑に戻り、本当に秋らしくなるのは10月に入ってからだそうだ。

  体力勝負であり、涼しくなったら病人は悪化するかもしれない。私自身はずっと家にいたから体力消耗には至っていないから大丈夫。

  気になる新聞記事のタイトル。「経済状況に無関心な政治家」というものがあった。民主党の代表選挙に夢中で自分の国が大変な状況にあることに頭が行かないのだ。

  それを誰もどうしようもできない。マスコミでもっと声高に警鐘を鳴らせばいいのに、目先のニュースに飛びつく人間が多すぎる。

  経済人は利に聡いから、自らが手を出すことも口を出すこともしないのだろう。

  鳩ぽっぽや総理の言動はくるくると変わる。自分の力を過信する鳩ぽっぽも、同様に口のチャックがゆるい総理も、一国の運命に携わっている怖さをまったく感じていないのだろう。

  こういう輩のいる党を第一党に選ばざるを得ない日本はまったく情けないと思う。

  耐性菌がどんどん広がっているようだ。

  この問題も政治とおんなじで、見くびっているのではないだろうか。

  そして、消毒という言葉への反応の鈍さを感じる。これは国民性なのかもしれない。

  日本人は綺麗好きといわれるが、感覚的なものであって、ちっとも理にかなっていない。

  外から帰ったら手を洗う、足を洗うということはもうしなくなっているだろう。水で洗い流すのではなく、消毒薬の染み込んだティッシュペーパーだの、ジェルだのを使うことが増えている。

  まず洗い流すというのがどれだけ大切か。薬を使い過ぎるからかえって抵抗力が弱くなる。

  抗生物質をやたら使うから耐性菌がどんどこ出てくるのと同じ理屈。

  医者自身も基本的な清潔を保つことを忘れている人が多い世の中になっているような気もする。

  つまり、育った環境、時代がそうさせるから、大人になって専門知識を知ってもそれが日常のことに反映しにくいのだ。

  手術のときの念入りな消毒は当然だが、そういうことより、日常生活での手洗い、入浴、キッチンの布巾の扱いなどが身についているかが大事という感覚があるかどうか。

  考え出すと、この問題は食生活にも広がっていく。グルメ一辺倒の世の中では、基本的な食事とか粗食の大事さなんて聞く耳を持たない人がほとんどだ。

  さて、私は私の方法で乗り切るしかないようだ。そして、願わくば、病院に入院せずにすむように、である。

・１日

  月がかわって９月。

  昔きいたことだが、８月に大きな変化はなく、９月の声を聞くと皆動き出す、と。

  なるほどと思った。ついでに理由は、８月は夏休みで、９月１日は始業式という流れが頭と躰に染み付いているからだ、とも聞かされた。嘘か真か、私の乏しい経験を振り返ると、いいことも悪いことも大きく動きだすのは９月になってからのようである。

  民主党党首選はどうなるのだろうか。この話が出たとき思い出したのは、1980年のアメリカ大統領選挙。カーターとレーガンが立候補したが、”disastrous selection”という言葉が出た。

  カーター大統領の無力さをイラン大使館人質事件で国民ははっきり知ったし、一方のレーガンはＢ級俳優という面が強かったせいだ。

  マスコミだけでなく、知り合いのアメリカ人からも、同じことを聞いた。どっちも大統領に相応しくないというのが、殆どの国民の正直な気持ちだった。

  結局レーガンが勝った。カーターは早々と負けを認めて、同時に行われた上院選で民主党が大敗する結果を招いて、さらに悪評を招いたものだった。

  日本の民主党はいったいどうなるのか。いろんな人がいろいろとコメントしたり分析してくれるが、多くの人は「どうしようもない争い」「どっちが勝っても日本が良くなるとは思えない」と感じている。

  それでも、現職総理の方がましと思っているだろう。小沢という人のダーティなイメージはどうやっても消えないからだ。

  新人議員たちは生涯最初のジレンマに頭を抱えているにちがいない。

  あるいは、現代っ子らしく、当選の恩を返しとかないと後が怖いと割り切っているかも。だとしたら、日本の政治は恐怖政治の局面を見せるのだろうか。

  菅総理だって、ペラペラと口が軽いし、経済音痴、外交無知では先進国の看板は出せない。賞味期限切れのお人なのかもしれない。

  従って、この党首戦も国民不在のどうしようもない争いとなるのではないかしら。

  そして、鳩ポッポは風見鳥よりくるくると言うことを変え、調整役にとしゃしゃり出た。もともと能力がないから、思惑道理にはならなかったのか、それとも、単に目立ちたかっただけなのか。

  誰かが「お祖父さんが泣いてるだろう」とコメントしたが、頷いた人は多かっただろう。

  さて、新しいリンクを紹介します。

  『骨盤矯正ランキング』⇒⇒

  マラソンの実況で、「腕がよく振れている」とか「腕が後ろまでしっかり振れている」と言うが、どうしてそれがそんなに大事なかなと思っていた。

  これは、腕を大きく振るというのは、肩甲骨を動かすことで、それが骨盤へとつながり、疲れない走りになるという。

  さらに、骨盤がゆがんでいると躰のあちこちに不調が出てくるとは、よく聞くが、その矯正方法はいろいろ。

  今回紹介するサイトでは、骨盤の基礎知識と、骨盤矯正に効果 の高いグッズをランキング比較しているので、実用的でしょうね。

  私は椎間板症なので、もっと進むとぎっくり腰になるから、重いものは持たないようにしている。また、左脚から臀部にかけての筋肉を捻挫したので、足首のサポートも欠かせない。

  掃除機をかけるときは、骨盤をゴムバンドで締め、左足首には斜めに巻き上げるサポーターをしている。でないと、てきめんに腰が痛くなる。

  そういう日常があるので、骨盤のあれこれを教えてくれるサイトは大歓迎。

  皆さんんもちょっとご覧になってください。

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