・良性腫瘍:
癌ではなく近傍組織に浸潤したり、他の部分にとぶことはない
腫瘍。
・腹腔:
体の一部で膵臓、胃、腸、肝臓、横隔膜その他の臓器はここにある。
・補助療法:
第1治療に続いて行なわれる治療で、手術後の化学療法がこれにあたる。
・腹水:
腹腔内に異常に産生された水分。
・良性:
癌ではなく近傍組織に浸潤したり、他の部分にとぶことはない。
・生物学的治療:
感染その他の疾患に対処する免疫能を刺激し高める治療。免疫療法とも
いう。
・生検:
組織の一部をとり出し、癌細胞存在の有無を顕微鏡で調べる。
・膀胱:
尿をためておく臓器。
・腸管:
小腸や大腸のこと。
・癌:
異常細胞がコントロールを失って分裂し続ける100種以上の疾患の総称。
・カテーテル:
自由自在に曲がるチューブで、体腔内に留置し水溶液の出し入れに使う。
・子宮頚部:
子宮下方の狭い部分。
・化学療法:
抗癌剤による治療。
・臨床治験:
ボランティアの人達による臨床研究。癌の予防、検索、治療に
対しより良い方法を見出し、不明な点を解明できるように構成されてい
る。
・大腸:
直腸上方の太い腸管。
・CT(CAT)検査:
コンピューター解析による一連のレントゲン写真。
・のう胞:
水分のたまった袋。
・横隔膜:
胸部、腹部を区切る筋肉。
・上皮由来の悪性腫瘍癌:
臓器の表層細胞からおこる癌。
・エストロゲン:
女性ホルモンの一つ。
・卵管:
子宮の両側にある一対の管であり、これを通って卵巣から卵が子宮へと
送られる。
・婦人科医:
女性生殖器の疾患治療を専門とする医師。
・ホルモン:
体の腺細胞で産生される化学物質で特定の細胞や臓器機能を調整
する。
・子宮全摘術:
子宮、子宮頚部を全て摘出する手術。
・腹膜内:
腹腔内部を示す。
・経静脈的尿路造影:
尿路系のレントゲン撮影でIVPと略す。
・腹腔鏡:
腹腔内臓器を観察するため小さな切開創から光学機器により腹腔内
を検査する手術方法。
・開腹術:
お腹を開く手術。
・局所療法: 腫瘍およびその周辺の細胞のみを局所的に治療する。
・リンパ: 組織から分泌される無色透明の液体で感染、疾患と戦う細胞を含んでい
る。
・リンパ腺:
リンパ系路にそって存在する小さい豆状の臓器。リンパ系路に入
り込んだ細菌や細胞はここで見つかることがある。
・リンパ系:
感染に対処する細胞を産生、蓄積する臓器組織で、骨髄、脾臓、
胸腺、リンパ腺が含まれる。リンパを運ぶリンパ管もこれに入る。
・悪性: 癌をさしており、近傍組織に浸潤、他臓器にとんだりする。
・閉経:
性周期が停止する時期。
・性周期:
月経周期をおこすホルモン変化。通常は28日である。
・転移:
癌が一つの部位から他の部位へとびひろがること。
・腫瘍専門医:
癌治療の専門医。婦人科腫瘍専門医とは女性生殖器癌の専門医
をさす。
・卵巣摘出術:
両側または片側の卵巣を摘出する手術。
・卵巣:
卵やホルモンを産生する一対の女性生殖器。下腹部で子宮の両側に位
置する。
・細胞診:
子宮頚部から細胞を採取し、顕微鏡観察を行なう。子宮頚癌の発見
に用いる。
・病理医: 顕微鏡下で細胞や組織を観察し、疾患を判定する。
・骨盤:
下腹部の一部で腰骨の間をさす。女性骨盤では子宮、腟、卵巣、卵管
膀胱、直腸が含まれる。
・プロゲステロン:
女性ホルモンの一つ。
・予後:
治療の結果、回復する見込み。
・放射線治療:
X線などから発する高エネルギー線で癌細胞を殺す治療法。
・寛解:
癌の徴候、症状が消失すること。この状態を ”寛解状態にある”と
いう。寛解状態は一時的な場合も永久的な場合もある。
・危険因子:
発病の可能性を高める因子。
・付属器摘出術:
卵巣、卵管を摘出する手術。
・進行期の決定:
腫瘍の大きさ、場所、広がりなどを調べ、癌の進行状況を確
認する 検査。
・全身治療:
全身の細胞に影響を及ぼす治療。
・組織:
細胞の集合体で特定の機能を有する。
・経腟超音波:
腟内に挿入されたプローブから発する超音波。超音波は卵巣に
反射し、この反射波によりコンピュータがソノグラムといわれる画像
を描き出す。TVSと略称される。
・腫瘍:
組織の異常な魂。
・完遂手術: できる限りの腫瘍をとり除く手術。
・腫瘍マーカー:
癌の存在を示唆する血中などの物質。
・超音波検査:
超音波が組織に反射し、この反射波が描く画像で行なう検査。
・尿管:
尿を腎臓から膀胱に運ぶ管。
・子宮:
女性骨盤内にある小さな梨状の筋肉臓器で出生前の赤子はこの中で発
育する。
・腟:
子宮頚部から体外につながる筋肉の管。
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